5月14日 釣果情報 私の思いです。少し長くなります。

少し長くなりますが、どうしてもお知らせしたいので聞いてください。

実は、本日スロープの無断使用が1件ありました。

まずは本日予約をされていたお客様、受付からバタバタとしてしまい大変申し訳御座いませんでした。

私の思いを書きます。

無断使用された方は、私のお願いにとても親身になって聞いてくれました。

お話をしてみるととても礼儀の正しいお方で、しっかりと昇降費のお支払いもして頂き、湖面利用ルールの方も確認して下さいました。

これが私の役目でもあります。

私の考えです。

私の小さな頃は、“どこでも”釣りができました。

これは現実には大きな勘違いで“勝手にやっていた”ということです。

本来は、どの場所でも“釣りをさせてもらっている”のです。

バスフィッシングで言う野池も私は同じと考えます。

基本的には農業用に作った溜池。

釣りをするために作ったわけではありません。

当然、関係者以外入ってはいけない場所です。

フェンスがあるのはそれの意思表示です。

それでも釣り人は入ります。

立入禁止?釣り禁止ではないよね?子供に対しての表示だよね?釣りぐらいいいでしょ?と。

管理している側は、やはり困ります。

釣り人には悪気はありません。

日本の曖昧な釣り文化が今の現状を作り出したと考えます。

水があればどこでも釣りができる。

大きな間違いです。

漁港。漁業を営むための場所です。釣りをするために作った場所ではありません。

堤防。波を止めるために作った場所です。釣りをするために作った場所ではありません。

港。港湾施設です。釣りをするために作った場所ではありません。

ダム湖。釣りをするために作った場所ではありません。

これが現実です。

昨今、全国各地で釣り禁止の波が押し寄せております。

魚釣りは、様々な方のご理解を得て“させてもらっている”と私は考えております。

奥矢作湖も地域の方々の理解やスロープの使用許可を得て魚釣りをさせて頂いているのです。

しかし、今回の無断使用の件も、魚釣りに対して曖昧な部分が多い日本で魚釣りをしていればしょうがないことなのかもしれません。

誰にでも失敗はあります。

その失敗は貴重な体験でもあります。

その1回の失敗を私は頭ごなしに叱りたくはありません。

その1回の貴重な体験で今後の魚釣りに対して少しでも理解を得られるのならば私は全力で説得をしたいと考えます。

何度も言いますが、それが私の役目です。

奥矢作湖というフィールドを通して、魚釣りに対し秩序をもたらし一人一人のレベルアップに繋がってほしいと心から願います。

本日の件は本当に嬉しかったです。

しっかりライフジャケットも着用してくれました。

最後にはありがとうございましたとも言って頂けました。

こちらこそお話を聞いてくれてありがとうございました!

また遊びに来てください!

お待ちしております!

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