本日も営業再開に向けて全力作業!
昼食は毎度お世話になります稲武はすえひろ家のラーメン(´ж`)うまっ!!
さて、本日からは早春・春・晩春と3つに分けたシーズンの攻略法から“春”に話を移して、記していきたいと思います。
3月の早春、三寒四温を繰り返しながら季節は徐々に進行していきます。
4月にも入り、水温が13℃前後まで上昇してくるといよいよスポーニング行動が本格化します。春到来です。
本日はスポーニングのお話をしていきます。
バスフィッシングの春と言えば、スポーニングと言われる産卵行動をイメージされる方が多いかと思います。
しかし、私の経験上ですが実はスポーニングは春だけではなく春~秋まで続くフィールドが存在します。
ざっくり言いますが、フロリダバスという種が存在し彼らはスポーニング行動に入るのがラージマウスバスより遅いと言われております。
そして、なんせ彼らは大きくなる。
去年の10月末の台風後、強い濁りが残る状況にてピンスポットをファットペッパーで攻めてヒットした59cm4400gのビッグバス。おそらくまだまだ成長するフロリダバスだと思われる。
その大きさから産卵も1回では終わらず、複数回に渡って繰り返すと言われております。
おそらく私が確認した目測でも60cm前後はあるであろう秋のスポーニングフィッシュはフロリダバスだと考えられます。
夏場でも水深5m前後から大型のスポーニングフィッシュが釣れてくることもあります。
シンプルに考えます。
春は適水温が表層付近に存在するため、産卵行動もシャローで行われます。
夏は表水温が高くなりすぎるため、一段深いレンジで産卵行動が行われます。
秋は表水温が下がるため、春同様シャローで産卵行動を行う個体が存在します。
見えていないだけで実は産卵行動が行われいることは多々あります。
ラージマウスバスしか生息していないフィールドであれば遅くとも8月頃までにはスポーニング行動は落ち着くでしょう。
スポーニング最盛期と言われる水温23℃前後では30cmクラスの魚でもスポーニングに入る個体も見受けられます。
そして、スポーニングには順序というものが存在します。
ここでは細かい事までは語りませんが、大きく分けて4つ。
①プリスポーン(冬~早春の産卵前の卵巣を持った個体)
②ミッドスポーン(産卵行動中の個体)
③ポストスポーン(産卵直後の個体)
④アフタースポーン(産卵後の回復に向かう個体)
この4つ、それぞれバスの動きが変わるため釣り方も変わってきます。
大型のバスは複数回に渡って産卵を繰り返すとお話しましたが、例えば3回産む個体の場合この周期を3回繰り返すと私は考えます。
次回からは、これらのバスの行動や攻略法を記していきたいと思います。
ここで前回少しだけ触れた、バスには必ず好きな場所があるというのを実感した体験を一つ上げます。
冬~早春の早い時期に、シャローで一匹の色素の抜けたバスを目撃しました。
一見アルビノのような色素の抜けた魚で、とても目立つ魚でした。
そして、その後いつ行ってもいるんです、その目立つ魚が(^^;)
その時から、こいつここが好きだな~と感じていたのですが・・・
季節が進行して春、スポーニングシーズンを迎えると。
今までいたエリアの対岸にいるじゃないですか、産卵行動に入っている彼が!!
その後は見かけなくなり、迎えた翌年の冬~早春・・・・
またいるんです、去年のシャローに(^^;)
そして、季節が進行して春、スポーニングシーズンを迎えると。
いるんです!!対岸の去年と全く同じ場所で産卵行動に入っている彼が!!(^^;)
実はこのような体験はこの魚だけではありません。
これもとても大きな経験値となります。
台風等で地形が変わり、カレント(流れ)等に大きな変化が生じるとその限りではありませんが、バスの好きな場所。
覚えておいて損はありません。
余談ですが、某メーカーの方から聞いたお話では大阪府の淀川には名前のついたロクマルが生息しているそうです。笑