本日、無事に北海道より帰宅致しました。
つい先日までマイナス10℃の世界にいたので・・・・
19℃もある愛知県では半袖でも暑いくらい!!(゜゜;)
暖かいっていいですね!!
さて、今回の北海道帰省の一番の目的は祖父母に会うことでしたが、もう一つ、北海道の釣り場事情もチェックしたいという思いがありました。
数十年前、自分がまだ北海道に住んでいた頃は何の違和感も無く普通に魚釣りをしてきた苫小牧港。
時が経ち、立ち入りの規制が強化され随分とやりにくくなってきたと地元の友人から聞いておりました。
しかし、バスフィッシングでも全く同じことが言えるフィールドが多くありますが、港もその一つで“そもそも魚釣りをするために作った施設ではない”ということが上げられます。
今までも、やれていたのではなく“勝手にやっていた”と表現する方が正しいのかもしれません。
当時は看板という看板も見当たらなかったのですが現在は・・・・
港や堤防の入り口全てに立入禁止看板が。
厳しい現実ですが、これが現状です。
規制もむなしく、堂々と立ち入り釣りをする人々。
悲しい光景でした。
当時の自分もそうでした。
何の違和感も無く、ただ釣れるから、皆入っているからと言った理由で立入禁止箇所に入っていたのは間違いありません。
何十年と魚釣りに携わってきた今だからこそ思うことですが、このような先に魚釣りの未来があるとは思えません。
禁止箇所で釣った魚に何の価値があるのでしょうか?
子供の前で立入禁止看板が掲げられたフェンスを乗り越えることができるでしょうか?
いてもたってもいられなくなり、苫小牧港管理組合にお電話をしお話をさせて頂きました。
そうするとやはり、苫小牧港はそもそも釣りをするために作った施設ではなく、あくまでも港湾施設のため全域を原則立入禁止としていること、看板の数もかなり増やしたこと等々・・・・
親切にお話を聞かせて頂くことが出来ました。
しかし、そのような苫小牧港でも乗合船やガイド艇も出航しているようです。
このようなサービスを利用すれば十分に魚釣りを楽しむことが出来るのかと思います。
ルールを守って魚釣りを楽しむ。
これが全てかと思います。
いくつか確認を取った港の中で、唯一、魚釣りを許可してくれたのは胆振総合振興局が管理する登別漁港。
まだこういった理解あるフィールドがあるだけでも感謝しなければなりません。
今後我々釣り人に出来ることは、こういったフィールドをいかにして守っていくことができるか。
魚釣りは素晴らしいレジャーでもありスポーツでもあると思います。
魚釣りから学べることは、本当に多くあります。
歩み寄りの姿勢を持つことで、きっと守っていけるフィールドもまだまだあるのではと思います。
私も、このような現状だからこそ奥矢作湖のような素晴らしいフィッシングフィールドをいつまでも残していきたいという想いを改めて感じられた出来事となりました。
極寒の北海道、本当はもっともっと魚釣りを楽しみたかったのですが、このような現状もありほとんど魚釣りは出来ずに帰宅となりました。
次に帰省した際は、ボートの手配をしてロックフィッシュを楽しみたいと思っております!